雨はいつか止むさ(挨拶)
朝土砂降り、夜快晴!という天気がここ数日続いていますね。
傘の置場に困ることも多いのでは無いでしょうか? しかし、折り畳みだと雨量的な意味で心配ですよね。
さてMTGプレイヤーに朗報です。
当アメニティードリーム仙台店では毎週金曜日にスタンダードのFNMを開催してきましたが、今日からモダンのFNMも同時開催します!
営業時間の問題もあるので、同時開催で「両方出たい!」という方の要望に応えられないのが残念ではありますが、その分両大会とも全力で運営させていただきます。
特にモダンはGPやPTQの調整に役立ててください。
そして今週土曜から毎シーズンGPTを開催します!
PWPの獲得と、これから先のBye獲得やワールドカップ予選に協力できたらと思います。
今スタンダードで使うならこれっていうデッキレシピを置いておきます。
黒信心 | |
枚数 | カード名 |
4 | 《群れネズミ/Pack Rat(RTR)》 |
4 | 《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》 |
4 | 《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》 |
4 | 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》 |
4 | 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》 |
2 | 《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》 |
3 | 《胆汁病/Bile Blight(BNG)》 |
4 | 《地下世界の人脈/Underworld Connections(RTR)》 |
3 | 《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》 |
2 | 《血の署名/Sign in Blood(M15)》 |
16 | 《沼/Swamp(THS)》 |
3 | 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit(THS)》 |
2 | 《静寂の神殿/Temple of Silence(THS)》 |
4 | 《変わり谷/Mutavault(M14)》 |
1 | 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(V12)》 |
サイドボード | |
2 | 《強迫/Duress(M14)》 |
2 | 《悲哀まみれ/Drown in Sorrow(BNG)》 |
2 | 《破滅の刃/Doom Blade(M14)》 |
1 | 《エレボスの鞭/Whip of Erebos(THS)》 |
2 | 《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》 |
3 | 《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》 |
はい、なんてことはありません。ただの黒信心です。
黒信心に何をタッチするのが一番強いか考えたのですが、黒タッチ黒が最強であることに気づきました。
各パーツの枚数選定の説明をば。
・《地下世界の人脈/Underworld Connections(RTR)》
最近だと3枚のレシピを見ますが、エスパー、ミラー、ジャンドなどを考えて4枚です。
エスパー人間や赤信心、最近はやりの白緑に無効牌になる場面もありますが、そのマッチアップの場合先手3ターン目の釣りプレイ(《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》などを引っ張り出す)に使える枚数が増えるので、悪くないかと。
・《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》
ジャンドとのマッチアップ、また血男爵が如何ともしがたいので2枚です。3枚以上の採用はミラーで辛い思いをすることが多いのでこの枚数です。
・《胆汁病/Bile Blight(BNG)》
増やせば増やすだけミラーで手札をダンプしやすくなります。しかしここは失敗ですね。
素直に《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》を1枚さしておくべきでした。
ミラーの《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》を処理しやすいため1枚は《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》にすべきです。ただミラー後手での《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》は弱いので、処理する必要も無いかもしれません。この部分はメタに左右される部分です。ジャンドやBUGが増えたら《破滅の刃/Doom Blade(M14)》すらありかもしれません。
・占術土地5枚
通常の黒単なら2枚前後に抑えることが多いですが、カード1枚のパワーが高いこのデッキならテンポよりも3マナ以降の展開を期待して5枚です。
このレシピでは入れてませんでしたが、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(DDD)》にアクセスしやすくなるのもポイントが高いです。
色選択も《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》で奪ったカードを有効利用できるため、占術土地の選定はその辺りも意識してみてはいかがでしょうか?
・《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》
テンポが悪い除去は握りにくいですが、後手でPWを最低限の被害で抑えるには必要。減らせず増やせずなカードです。
若干数を減らしたとはいえ、まだまだトーナメントシーンは黒信心に支配されているため、対策は怠れません。
では、何が対策になるかというと……
血男爵や《魔女跡追い/Witchstalker(M14)》などのようにカードそのもので対策するのも一つの手ですが、それがデッキのノイズになる可能性があります。
このデッキはPWを連打するデッキが苦手で、ギクシャクした動きをしたデッキが得意です。
エスパーに《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver(THS)》を刺しただけで大分辛くなります。
一見パワーカードで固めただけのデッキに見えますが、マナカーブやテンポなどしっかり意識すれば対策するポイントは見えてきます。
強いデッキに支配された環境を悲観するに留まらず、解決策を探し求めるのもMTGの楽しみではあります。勿論ミラーを技巧や調整で上回るってのも乙なものです。
明日のGPTではどんなデッキが優勝するのか楽しみです。
それでは今回はこの辺で失礼します。
未分類 2014年08月01日 07時09分